久保田成子展、2ヶ月ぶりに行ってみた
@January 26, 2022
現美は近所で「いつでも行ける」的な距離なので、展示の会期の最初のほうの平日、ぽっかり空いた時間にふらっといくことが多い。
久保田成子展も例に漏れず、11月中に2回。2ヶ月くらいたった先日、3回目でふらり行ってみた。改めて、ビデオ彫刻(正確になんて呼ぶのかは知らん)的なもの展示エリアに入ってからの、おいてある作品のモノとしてのパワーがすげぇなあと。
この展示、最近の流行り&正しい文脈であるところの、男性による男性のための歴史の見直し、というか、過小評価されたり黙殺されていた女性○○を再評価する、という見方もできる。んだろうけど、まあ、それよりも「モノ」って感じが良かったなぁ。 もう1回くらい行きたい。sexual healingのナム・ジュン・パイクの顔もいいし。結局3回行って、全部、伊藤みどりがくるくるしてて、デュシャンは止まってたので、車輪動いてるのみたいし。
それと、巡回展だからか、現美の展示としては珍しい気がするのだけど、展示の最初のほうで、幼少期の写真やら、手紙やら、世に出る前もしくは出た直後の展示の案内やら、関連資料的なものがそれなりな量展示されていた。 そういう資料というか史料というかを、でてきた文字など検索しながら、じっくり読むのは楽しい。そういえば。横尾忠則展では、Y字路のオリジナルであろう場所をgoogle mapsで探しながら展示をみたりしていた。
出入り口付近にある年表もじっくり読み込んでしまいました。